サイクルヨーロッパジャパン株式会社は、プロロードレースチームに国内チームとしては初となる自転車を提供しサポートを行う事になりました。
そのチームは昨年、自転車王国さいたまに誕生した、「SAITAMA DReVe(さいたまディレ-ブ)」
チーム名の「ディレーブ」は、ドラゴンと夢からきています。
さいたま市見沼田んぼに伝わる「竜伝承」から、ドラゴンの頭文字「D」と、フランス語で「夢」を意味する「RÉVE」を組み合わせた造語になっています。
チームのシンボルマークは、さいたまの頭文字「S」を、竜が模ったデザインとなっています。
さいたまディレーブとビアンキはこれから一緒になって前へ進んでいくことになります。
今後の活躍が期待されるさいたまディレーブの選手たちにチームの紹介や自己紹介をしてもらいました。
また、ビアンキから提供しているバイク(OltreXR3)のインプレも書かれているので是非ご覧ください。
さいたまディレーブの公式HPはこちらから
第4回は、安彦 統賀選手です。
【チーム紹介】
埼玉県は、自転車保有台数・自転車競技者数で日本1位です。自転車という物は生活を豊かにする乗り物で移動手段として便利だったり、気晴らしにサイクリングしたりあらゆる使用用途があります。そこで私たちさいたまディレーブは競技としての自転車の豊かさを伝えていきます。また、自転車は便利な乗り物である反面身近なところに危険が潜んでいます。そこで、安全に自転車に乗ってもらうために、交通ルールや最適な自転車の乗り方についても発信していきます。
さいたまディレーブは、ベテランから若手まで混在していて、最年長は辻選手で最年少は私安彦です。辻選手は36歳とは思えない体つきでとても男として、選手として憧れています。また、チームには埼玉にゆかりのある選手が多く、地域に根差したチームです。
初年度で尚且つ大変な状況でチームとしてなかなか活動できませんがコロナウイルスが落ち着いたころには選手全員がピークに持っていけるようにトレーニングに邁進してまいります。
【選手自己紹介】
1999年1月16日生まれ21歳の安彦統賀です。埼玉県出身で生まれてからずっと埼玉県に住んでいます。高校生の頃に自転車競技を始めてトラック競技とロード両方頑張ってきました。昨年の成績は、学生選手権優勝、インカレ準優勝、全日本選手権準優勝でした。トラックだと中距離、ロードはクリテリウムが得意です。
私は高校1年生の頃からずっと同じ自転車を乗ってきて、今年からBianchiのOltre XR3に乗らせていただいております。XR3に初めて乗って感じたことは、振動吸収性が本当に素晴らしいと思いました。そして高速域が本当に楽です。トラック選手にならわかりやすい例えですが、普通の道路でもディスクホイールを履いてバンクを走っているような感覚です。本当に振動が少なく長時間乗った時の疲労感が相当下がります。レースをする方、趣味でサイクリングする方、ブルべなど長時間乗る方など万人に使用できる1台だと思います。是非1度乗ってみてください。
【さいたまディレーブ提供バイク】
2020 Oltre XR3 SHIMANO ULTEGRA
フレーム:Carbon w/Countervail BB PressFit 86,5×41
フォーク:Carbon w/Countervail 1.1/8″-1.5″
カラー:5K – CK16/Black Full Glossy 2R – Black/ Graphite Full Glossy
サイズ:47/50/53/55/57
OltreXR3はUCIプロロードレースチーム「ユンボ・ヴィスマ」に提供しているバイクと同じテクノロジーであるCountervail®(カウンターヴェイル)」(特許取得品)をフレームに採用しています。
Countervail®(カウンターヴェイル)とは、振動を除去する他に類を見ない革新的な素材です。 マテリアル・サイエンス社と共同開発することで生まれたこのBIANCHI CVシステムは、独自のカーボン繊維構造と粘弾性を持ち、 フレームとフォークの剛性と強度を向上させながらも最大80%の振動を除去することができます。
【過去の選手紹介記事はこちらから】