8/8(土)と8/9(日)にJプロツアーの第4戦・第5戦が行われました。
第4戦はJプロツアー第4戦 宇都宮クリテリウムが栃木県宇都宮市の清原工業団特設周回コース(2.2km ×23周回=総距離50.6km)で開催されました。
第5戦 宇都宮ロードレースがジャパンカップサイクルロードレースでお馴染みの宇都宮森林公園で開催されました。最高気温が33度に達する厳しい暑さの中、レースがスタート。コースは、宇都宮森林公園特設コース 1周6.7kmを11周回する73.7kmで争われました。
第5戦は、私も観戦してまいりました。写真等を掲載しておりますのでこちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
以下がさいたまディレーブのレポートとなります。
【J プロツアー2 0 2 0 第4戦】
《さいたまディレーブ出場選手》出走者:8名
341.宇田川陽平
342.辻善光
343.高木 三千成
344.岸 崇仁
345.阿部 航大
346.小野康太郎
347.藤田 涼平
348.半田 子竜
《レポート》
Jプロツアー第4戦 宇都宮クリテリウムが栃木県宇都宮市の清原工業団特設周回コース(2.2km ×23周回=総距離50.6km)で開催されました。コロナ禍で迎えた宇都宮クリテリウム。例年は1万人前後の観衆で溢れていましたが、今年は無観客試合の中、13時5分にレースがスタート。
序盤から集団ゴールスプリントに持ち込みたくないチームを中心に激しいアタック合戦が繰り広げられます。
さいたまディレーブは、宇都宮出身でより気合いを見せる阿部選手を上位でゴールさせるべくベテランの辻選手を中心にサポート。中盤に差し掛かると門田選手(Hincapie LEOMO Bellmare)、中村選手(群馬グリフィン)の2名がアタックし、メイングループから抜け出します。更に小石選手(Team UKYO)、小森選手(マトリックス)、山本大喜選手(KINAN)が先頭グループに合流し、5名の逃げグループが形成。メイングループは逃げを容認し、前方は宇都宮ブリッツェンが全メンバーで固めてコントロールを開始。一方、統率がとれた先頭グループはスムーズなローテーションを繰り返し、最大30秒のアドバンテージを獲得し逃げ切りを目指します。
後半に入るとメイングループでは、集団ゴールスプリントに持ち込みたいブリヂストン、愛三工業もローテーションに加わりペースアップ。ディレーブは阿部、宇田川が集団に食らい付くも中々前方に上がる事は出来る苦しい展開に。残り一周に入ると宇都宮ブリッツェンが更に加速し、最終180ターン前に先頭グループをキャッチしゴールスプリント勝負へ。パーフェクトな連携をみせた宇都宮ブリッツェンの小野寺選手が抜群の伸びをみせて優勝。阿部選手は苦しい表情をみせながらも最後までメイングループでキープし、23位でゴールしました。
《阿部選手のコメント》
今日は前半から集団前方で展開しないと勝負にならないと思い積極的にいきました。
良い位置をキープ走れていたのですが、後半のペースアップに対応できなかったのと、チームとしては逃げに誰も送り込めなかったのは課題ですね。
明日はチームで連携しながらも存在感のある走りをしていきたいと思います。
《長沼監督のコメント》
今年初のクリテリウムと言うことで、前回のレースよりも非常にチームでの連携というのが試される一戦になったと思います。
当初の予定通りに阿部選手を軸に辻選手がそれを纏めて行くというような形だったのですが、レース序盤に辻選手の統治下がなくなってしまったように感じましたが、宇田川キャプテン、半田選手、阿部選手が粘りのある走りを見せ、最終局面まで阿部選手がメイングループに残れたという事は非常に大きな収穫だったと思います。
【J プロツアー2 0 2 0 第5戦】
《さいたまディレーブ出場選手》出走者:8名
341.宇田川陽平
342.辻善光
343.高木 三千成
344.岸 崇仁
345.阿部 航大
346.小野康太郎
347.藤田 涼平
348.半田 子竜
《レポート》
Jプロツアー第5戦 宇都宮ロードレースがジャパンカップサイクルロードレースでお馴染みの宇都宮森林公園で開催されました。最高気温が33度に達する厳しい暑さの中、レースがスタート。コースは、宇都宮森林公園特設コース 1周6.7kmを11周回する73.7kmで争われる。
レース後の阿倍の言葉にもあったが、序盤の5周はかなりのハイペースでレースが進んだ。序盤に出来た15名の逃げグループにチームランキング首位の宇都宮ブリッツェンがチームメイトを送り込む事が出来ず、先行する15名のエスケープが逃げきる恐れがある為、アシスト勢がハイペースでメイングループを引き上げ先頭グループをキャッチ。この動きで多くの選手がメイングループから脱落。さいたまディレーブは阿部と高木のみがメイングループに残る厳しい状況に。中盤に差し掛かると15名ほどの逃げが形成される。
各チームの主力選手が先頭グループに入った事で、メイングループはスローペースに。阿部と高木はメイングループに取り残される展開になり、高木が先頭グループを追う動きを見せるも単独での動きとなりメイングループへ戻る。先頭グループでは残り2周から石原選手(リオモ・ヒンカピー・ベルマーレ)、トマルバ選手(キナ
ンサイクリング)、小石選手(Team UKYO)が抜け出しに成功。実力のある3名は徐々にタイム差を広げ、優勝争いはこの3名に絞られた。ファイナルラップに入り、“萩の道”の登りでトマルバ選手がキレのあるアタックで小石選手と石原選手を振り切り、2位以下を大きく引き離して独走勝利を収めた。
さいたまディレーブは、岸が第3グループまで追い上げ、阿部、高木と共にゴール。3名が20位台の順位でゴールした事により、チームランキングは11位に浮上した。
《長沼監督のコメント》
スタートする前から厳しい展開になることが予想されていましたのでチームとしては、完走目指すと言うよりは誰かきっちり主軸に添えてレースに挑んで、
一つでも上のリザルトを個々の選手が目指すというような走りをしました。
結果的にメイングループで阿部、高木、岸がゴール出来た事は収穫でしたね。チームとしてはコンディションの良い選手と悪い選手かなり分かれていますが、皆、コミュニケーションが取れているので次回のレースでより高い結果を目指します。
《阿部選手のコメント》
今日はハードコースで前半から前々で展開していかないと、すぐにレースが終わってしまう事は目に見えていたので、みんなで前々で展開できたのは良かったと思います。
前半の5周位までハイスピードが続き、ランキング上位のチームと力の差を痛感しました。
結果的に高木さんが動いてくれて逃げに乗るような試みもしたのですが、実力差が大きくて逃げに乗り切れなかったり、中途半端な集団の位置で終わってしまったのが反省です。
ディレーブは新しいチームなので、もっとチームワークや連携を高めていきたいと思います。
第5戦を終えた時点でチームランキングは11位に浮上しました。
次戦は、8/22(土)、23(日)にJプロツアー群馬交流戦が行なわれます。
みんなでさいたまディレーブを応援しましょう。
今後ともさいたまディレーブの情報を更新していきます。
過去の記事はこちらからご覧ください。