ストラーデビアンケ、ミラノ・サンレモと連戦連勝したワウト・ファンアールト選手は、クリテリウム・デュ・ドーフィネ
第1ステージを制し、ツール・ド・ランではプリモシュ・ログリッチ選手が他の優勝候補達を圧倒。
バイク = ビアンキ オルトレXR4。
実際ここ20日間で行われたレースのうち、ワウト・ファンアールト選手によるストラーデビアンケ、ミラノ・サンレモでの優勝含む9つのレースにおいて、チーム ユンボ・ヴィズマの選手達は勝利を収めています。
ファンアールト選手がクリテリウム・デュ・ドーフィネ第1ステージ優勝後も、虎視眈々とツール・ド・フランス優勝をねらうプリモシュ・ログリッチ選手が、ツール・ド・ランを制した勢いをそのままにドーフィネ第2ステージを制し、総合1位に躍り出ました。
一方イタリアでは、ジョージ・ベネット選手が大胆な動きで、風光明媚な景色のなかを走るグラン・ピエモンテに勝利しました。
これらの結果が示すように、誰であれ勝利を目指す者は「チェレステカラーに彩られた矢」を後方に置き去りにすることを求められますが、それはまた同時に非常に困難な事であることも証明されています。
2020年8月7日から9日にかけて開催されたツール・ド・ランにおいて、チーム ユンボ・ヴィズマに所属するスロベニア出身のプリモシュ・ログリッチ選手が、ツール・ド・フランス優勝に向け順調に仕上がっていることを、ライバルたちに見せつけました。
レース初日にスプリントの末2位となったオルトレXR4を駆るスロベニアの王者は、2日連続の頂上ゴールとなる後続のステージにおいても、前年度グラン・ブークル(*)の覇者たるエガン・ベルナル選手に完勝し、総合優勝を確実にしました。
8月8日、ラニューからモンジュラへの140.5キロの第2ステージにおいて、 ログリッチ選手は勝利しました。
チーム ユンボ・ヴィズマによる強力なアシストを得た同選手は、先頭集団でのスプリントを制しました。
また翌日のグラン・コロンビエ峠の頂上がフィニッシュとなる第3ステージでも1位でゴールし、2位以下に18秒の差をつけて総合優勝しました。
(*)ツール・ド・フランスの別称
ログリッチ選手の総合優勝に加え、ステフェン・クライスヴァイク、ジョージ・ベネットの両選手も、総合で4位と5位になりました。またトム・デュムラン選手も難易度の高いステージレースで、強力なアシストをしており、調整が順調に進んでいることを示しました。
好調を維持するプリモシュ・ログリッチ選手は、クリテリウム・デュ・ドーフィネの最初のステージでトップ10に入ると、
ビエンヌ – コル・ド・ポルト間135キロの第2ステージでは、フィニッシュまで残り700メーターとなったところで強烈なアタックを見せそのままゴールし、リーダージャージの奪取に成功しました。
7日間の間にストラーデビアンケとミラノ-サンレモの2つのレースに勝利という、驚愕の1週間を過ごした
チーム ユンボ・ヴィズマのワウト・ファンアールト選手は、クリテリウム・デュ・ドーフィネの第1ステージ
(クレルモン・フェラン – サン・クリスト・アン・ジャレ 218.5KM)でも、快勝しました。
最速のバイクたるビアンキ オルトレXR4を駆るベルギー出身の同選手は、ダリル・インピー、エガン・ベルナルの
両選手をスプリントで下し、現時点で最強の選手であることを証明しました。
また先立つこと8月5日に開催されたイタリア最古のレース、ミラノ – トリノでは、大集団でのスプリント合戦で、
アルノー・デマール、カレブ・ユアンというトップスプリンターを相手に3位表彰台を獲得しました。
シーズン再開後すでに9勝を挙げているビアンキ オルトレXR4は、常に勝利の最前線に位置しています。
2020年8月12日に開催されたイタリアのワンデイレース、グラン・ピエモンテ
(サント・ステーファノ・ベルボ – バローロ185キロ)において、ジョージ・ベネット選手が勝利しました。
残り7キロとなったラ・モラの登坂にてスパートをかけた同選手は、下りでも後続集団に対し差をひろげ、ゴール間際に追い付いてきたディエゴ・ウリッシ選手を凌ぎオルトレXR4と共にフィニッシュラインに飛び込みました。
キャリア2勝目がグラン・ピエモンテの勝利となったニュージーランド出身の同選手は、引き続きイタリアに留まり、
ツール・ド・フランス前に開かれるイル・ロンバルディアでチームを指揮します。
クーン・ボウマン選手が、8月6日から9日にかけて開催されたチェコツアーにて、山岳賞を獲得しました。
第2ステージで大量の山岳ポイントを獲得した同選手は、総合順位でも第7位となりました。
また、同レースに出場したチーム ユンボ・ヴィズマのパスカル・エーンクホーン選手も、総合で第8位となりました。
今後もビアンキ バイク並びにチーム ユンボ・ヴィズマの活躍にご期待ください。
各レース結果はビアンキジャパンWEBサイトでも公開しております。
XR4は、ビアンキの究極のエアロロードレーシングマシンで、Countervailを搭載したBianchi CVシステムで設計されています。
グラフィックは新しいシーズンに向けてリニューアルされました。
Infinito CVは、クラシックレースに理想的なバイクであり、凹凸のある路面を驚くほどコントロールし、筋肉疲労を軽減します。
特許取得済みのCountervailカーボン素材を使用した革新的なBianchi CVシステムで設計されており、道路の振動をキャンセルします。